物を作っていると、「作家さん」や「職人さん」と呼ばれることがあります。
一般的には、作家の方がすごいイメージを抱く気がします。
ではこの2つはどう違うのでしょうか?
完全なる私の主観になってしまいますが、今回はこの2つの違いをお話していきたいと思います。
私は、『自己表現をするのが作家』で『商人的要素を持っているのが職人』と言う認識でいます。
簡単に言うと、自分の作品でお金儲けをしたいかどうかです。
作家は自分の作りたい作品を作り、職人は世の中の需要から作品を作ります。
そのため作家は、物が売れないからと言って自分の作る作品を変えません。
極端に言うと、食べれなくてもいいから自分の作りたいものを作るのが作家なのです。
この様なことから、作家には熱狂的なファンがつきやすいですし、時代にマッチしたときの一発はかなり大きいものがあると思います。
逆に、興味がなくても需要を考えて作品を作れる人のことが職人なのでしょう。
興味がない事なので、作っていても気分が乗らない可能性があります。
ただ、作品自体には自分の色を出していっていいし、収入も見込めるでしょう。
そしてこれらのどちらが上なのかは、人それぞれで考え方は違うと思います。
ちなみに私は、独立するまでは作家の方がかっこいいし断然作家になりたいと思っていましたが、今までは職人でありたいと思っています。
どこに重きを置くか、これによって作家なのか職人なのかに分類されるのかもしれませんね。
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