木工の手道具ってどこで買う?

雑談

先日、たまたま訓練校の同期と集まった時に道具をどこで買っているかの話になりました。
私は基本的に中古の工具屋で手道具を購入します。
しかし同期の中には中古工具屋の存在を知らない人がいたので、せっかくならと思い記事にしてみました。

木工をやり始めると、やはり”my手道具”が欲しくなってきますよね。
では、どこに道具を買いに行くのか。
道具屋?はたまたネットショップ??

本業でない人にとっては道具屋だと敷居が高そうですよね。
ここだけの話、物を買わないなら入店ができない道具屋も存在します。
そうなるとハードル的には、ネットで買うかホームセンターで買うかの2択になる人が多いんじゃないでしょうか?

そしていざ買おうと思った時に、種類の多さからどれを買えばいいかわからず、ブログやらYoutubeでオススメされている鑿や鉋を買うことでしょう。
別にそれが悪いわけではないのですが、私はあまりオススメではありませんね。

それはなぜか。
木工道具はブログで紹介しているからと言って、そのブログ主が実際に使ったことあるかはわかりません。
ブログで紹介されている物なんて、ただのブロガーが木工家風を装って紹介していることも往々にしてあるわけです。
(*立派な木工家さんのブログもなくはないです)

そもそも道具屋で買わない時点で、あなたは道具にこだわりを持ってないですよね?
そういう人であればぶっちゃけ、使えれば何でもいいんですよ(笑)
と言うことは、高いお金を出して新品を買う必要がなくなってくるわけです。
しかも、新品だと最初に道具を仕立てる必要があるのですが、中古であれば前任者が仕込んでくれているので手間が省けるというメリットもあるのです。

中古の購入で思いつくのが、フリマサイトです。
では、
”ヤフオクやメルカリで中古品を買えばいいのか?”
と言うと機械類であれば全然OKだと思いますが、手道具であればできれば実際に触って買うのがいいんじゃないかと思ってます。


手道具は使ってた人の癖が顕著に表れます。
そのため、その癖がついた道具を自分が使えるかどうかを判断する必要があるわけですね。
そういう意味でも、実際に手に触れることが大事になってきます。

そこで私がオススメするのが、中古の工具屋です。

「どこだよそれ!?」と思うかもしれませんが、中古工具屋って実は結構あるんですよね。
国道沿いで見かけることが多いですかね。
GoogleMapで中古工具と一度検索してみてください。
色々とお店がでてきませんか?

こういう店なら入店の敷居も低く、実際に手に取って物を選ぶことができます。
また、親切な人が口コミを書いてくれているので、店の商品の規模も大体把握することができます。
そして中古の一番の魅力が価格です。
鑿も鉋も1000円以内で良質なものが売っています。
実際に私が中古工具屋で買った道具をご覧に入れましょう

これ全部500円以内で購入しています。
物としては、寸八、際鉋、南京鉋、反り鉋、立ち鉋です。
しかも状態もかなりいいのです。
何より、南京鉋って超珍しいですよね。
私もまさか購入できるとは思いませんでした。

ただ注意点としては、これはお店の商品の中の一部であるということです。
中にはジャンク品のような鉋も売っていることに注意しなければなりません。
また中古工具屋の店の場所や時期によっても、商品の質の差はかなり激しいです。
たまたま廃業になった木工所が売りに来たタイミングと重なれば、掘り出し物が見つかったりします。
と言っても、これは店に行ってみないとわからないのですが。。。

商品の質についてもピンキリですので、変な商品を買わないためにも、商品の質を見極める目が重要になってきます。
ただ数百円で買えるものなので、失敗してもいいんじゃないですか?
そっちの方が道具を見極める目が養われていきますし。
どこを見て購入の判断をすればいいのかについては、気分が乗れば別記事にまとめようかなとは思っています。


中古工具屋さんは、本格的な道具屋と違って気軽に入店できるので、気になったら一度行ってみるといいかもしれません。
道具にこだわりのない方であれば、きっと行きつけになると思いますよ。

最後に、中古工具屋で買うメリット・デメリットを箇条書きでまとめておこうと思います

メリット

  • 価格が安い
  • 気軽に入店ができる
  • 掘り出し物が見つかる
  • 道具に前任者がいるため、ある程度は使える段階になっている
  • 手に取って商品が見れる
  • 店の規模がGoogleMapの口コミに載っていることがある

デメリット

  • ジャンク品も混じっている
  • 欲しい商品が売っていない可能性もある
  • 店舗によって品揃えが全然違うため、自分のお気に入りのお店を見つける必要がある
  • 同じ店舗でも時期によって品揃えが異なってくる
  • 特殊な手道具だと、ほぼ見つからない可能性がある

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