木工のあれこれ

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サイドテーブルの下板の仕口【備忘録】

家具を作っている時考えないといけないのが、木の部材同士を接合する仕口についてです。この部分は、職人の腕の見せ所であるとともに、工房によって作り方も違います。つまり、同じ製品を作って見た目が同じでも中のホゾは全然違う可能性もあるのです。 プロ...
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柄が曲がっている玄能。その理由とは??

玄能(いわゆる金槌)の中には柄が曲がっているものがあります。これは別に製造の工程で失敗したからではなく、ちゃんとした理由があります。今回はこの曲がっている理由について簡単に説明したいと思います。 曲がっている理由 柄が曲がっている玄能のこと...
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鉋の刃の青紙・白紙・ハイス鋼とは

鉋を選んでいると、この刃は青紙やら白紙やらとの言葉が出てきます。これはいったいどういう意味なのでしょうか?そこで今回は、青紙・白紙・ハイス鋼について簡単に説明していこうと思います。 鉋の刃について 鉋の刃は、地金(軟鉄)と炭素鋼の硬い鋼の2...
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メジャーの先端が動く理由

DIYでもよく使うメジャー。100均でも売っています。 そんなメジャーですが、先端がカチカチと動くものがありますよね。100均だから作りが甘いんだろうなと思うと、1万円のものでも動きます。つまりこれは、メジャーメーカーの技術力が低いのではな...
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ビスがゆるゆるになった時の簡単な直し方

DIYやってるとビス止めでつい空回りしてしまったり、経年で木が痩せたり、ビス穴が大きくなってきてゆるゆるになったりしますよね。一番簡単な直し方は、使用されていたビスよりも長いビスか大きい径で打ち直すことです。しかし、様々な理由で別のビスを使...
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DIYでよく使う2×材とは

ホームセンターでよく見る『2×材』。DIY趣味の方には馴染み深い材料となるでしょう。ただ、DIYを始めたばかりの方は『2×材』が何でこう呼ばれているのか。そもそも『2×材』が何のことかもわからない方もいるんじゃないでしょうか?そこで今回は、...
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漆についてあれこれ

漆は強く美しい色艶であるため、古くは装身具や武具を装飾するのに使われていました。そして漆工技術の向上と共に、蒔絵の漆器がジャパンと呼ばれるまで地位を確立させていきました。そんな日本人と関わりの深い漆。今回は漆についてお話ししたいと思います。...
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染料と顔料の違い

着色剤の種類には「染料」と「顔料」があります。そして現在は、木材の着色剤には顔料が主流となって使われています。しかし、顔料が主流ではあるにしても染料を使って着色する場合も全然あります。では、これらの着色剤の違いは何なのか?今回はそれについて...
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【⚠危険】木工での軍手の着用

軽作業や園芸等で重宝される軍手ですが、こと木工においては危険なものになります。軍手のせいで指が、、、なんてことも全然あるのです。いやいや、軍手は手を守るためのものでしょ?逆にケガを軽減してくれるでしょと思うかもしれません。たしかに、鑿や玄能...
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木材の収縮・膨潤と含水率

木製家具を買いに行くと、販売員さんから『木は生きているから動く』と説明されたりしないでしょうか?ただこの『生きている』は、家具が急に「ちょっとトイレ行ってくるわ」としゃべって、トイレに向かうことはありません。これは木の収縮・膨潤の動きのこと...
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