夏休みの工作に困っているちびっ子
鳥になって現実逃避したい社畜さん
はたまた、鳥人の方々
どうもこんにちは。
私事ですが木工教室にて、『バードコール』のワークショップを開くことになりました。
作ってみると悪くないものになったので、作り方や木工教室での評判について書いておこうと思い記事にしてます。
製作難易度は難しくないのですが、普段DIYをしない方だと手こずるかもしれませんのでご注意を。
バードコールって何?
バードコールとは、鳥の声を出せるアイテムで、鳥笛とも呼ばれるものです。
説明だけ聞くとゲームに出てきそうなアイテムですよね。
ちなみに、必要な材料はホームセンターで手に入るのでご安心を。
それと今回作った物は、鳥の声”風”なのでそこまで期待しないで下さい(笑)
ちなみに、ちゃんとした売り物のバードコールはこんな感じ。
すごい綺麗な音ですよ♪
↓↓↓
どんな形にするか
バードコールをネットで調べると、円柱のような形が多いです。
そのため、どれも似たようなものばかり。。。
今回は木工教室で作ってもらう用なので、簡単&楽しく作れるもの。
そして、作った人の個性が出るようなデザインがいいなぁと思って熟考すること一週間。
ふとアイデアの神様が舞い降りてきました。
バードコールだし、鳥の形にしたら面白いかもなと。
それがこちら↓
この写真は一例で、色の塗り方や作りたい鳥で好きな鳥を作ることができます。
個性も出せそうで良いな、と言うわけでこれを作っていきます。
材料
今回使った材料は次の通りです。
・35mm角材
・全ネジ Φ6
・ベニヤ板 3mm厚
・サンドペーパー(#180)
・ポスカ
・木工用ボンド
・瞬間接着剤
材料の寸法や径は任意で大丈夫です。
自分の作りたい大きさや機械の有無で選ぶようにしましょう。
製作
用意した角材を長さ50mm(部材A)と25mm(部材B)の部材に切っていきます。
スライドソーや横切り、手ノコを使って切っていきます。
部材A,Bの木口の中心にドリルで深さ10~20mmの穴を開けます。
この時のドリル径は、用意したボルトより小さい径で開けます。
今回は6mmのボルトを使用するので、5.5mmのドリルで穴を開けます。
次にくちばし、羽にあたる部分をどこにするか考え、加工した角材にベニヤ厚と同じ幅の3mmの溝を入れていきます。
昇降盤等の機械を使う場合は、角材を切る前に(部材が長い状態で)溝を入れた方が安全に加工できると思います。
部材に2分のボウズ、3mm角面、糸面をトリマーで取ります。
1~2個程度の少ない数であれば、トリマーで安全に加工するのは難しいと思います。
少ない場合、鉋やサンドペーパーで加工しましょう。
一個だけを製作すると想定して、駆使してやってみましたが非常に怖かったです。
手に触れるであろう部分には#180のサンドペーパーを当てます。
手触りにこだわるのであれば、より細かい番手のものを当ててください。
部材Aにボルトを差し込み、瞬間接着剤で固めます。
出ているボルト部分に部材Bを回し入れます。
そして、音が鳴るまで部材Bを回し続けます。
なかなか鳴らない場合、
ボルト部にチョークを塗ってあげると油分が取れるので音が鳴りやすくなるそうです。
これで本体部分は完成です。
次にベニヤ板に作りたい羽の形等を下書きして、糸鋸やジグソーで切り取ります。
それらと本体にポスカで色を塗っていきます。
色を塗った羽を木工用ボンドで本体に取り付ければ、、、
完成です!!
首を回す鳴くという、男子小学生が好きそうな残酷な要素も入っています(笑)
ちなみに、
工作教室の練習で友だちに作ってもらったバードコールがこちら↓↓↓
全部が全部、個性的なバードコールとなりました。
一匹ポッチ◯マのまがい物もいます(笑)
無事に完成しましたので、この内容で工作教室に出したいと思います。
人気のないバードコール
工作教室では、自分の「バードコール」「貯金箱」「ドアコール」「ダボック」の計4ブースがありました。
ダボックは筆者もこの時始めて聞きましたが、木を組み立てて車やヘリコプターを作るもののようです。
↑がダボックの部品の一部です。
木に穴が空いててダボを指して組み合わせていきます。
見た目はレゴブロックみたいですね。
名前の由来はおそらく、ダボ+木(ボク)からブロックをもじって「ダボック」なんだと思います。
今回工作教室に参加してくれたのは小学1~6年生の30名。
さて自分の所には何人くらい集まるかなと期待していた結果、、、
2人!!
あんなに頑張って作ったのに、、、
泣いてもいいですか??
そして筆者の哀愁漂う背中を見かねたちびっ子1人が、別のブースから移ってくるという優しさを発揮。
小学生に気を使われるという状況で、筆者のメンタルはボロボロです。
心に傷を負いながら、工作教室が始まります。
参加してくれた子はせっせと取り組んでくれて、
ケガもなく無事に完成。
子どもたちからも「楽しかった!」と言ってもらえました。
他ブースよりも早く終わったので、バードコールを使って各々遊び始めてくれました。
うん。
まぁバードコールの遊び方は人それぞれですからね。
何も言えません(笑)
そして持ってきていたサンプルを気に入ってくれた子がいて、何個か強奪・・・差し上げました。
ちなみに、今回の工作室のブースで一番人気だったのは貯金箱でした。
参加したほとんどの小学生を掻っ攫っていました。
まぁ、貯金って楽しいですからね。
筆者も好きです。
↑が貯金箱なのですが、小銭を転がすと小銭の種類ごとに仕分けられるようになってる優れものです。
楽しくてつい貯金したくなりそうですね♪
ということで、
ワークショップを開く際には、ターゲットをしっかり考えないと大こけするので注意してください。
今回の工作教室は人が集まらず残念でした。
結構意気込んで作ったんですが。
結局工作教室に鳴り響いたのは、
バードコールの鳴き声じゃなく、筆者の泣き声だったというわけですね。
・・・・・・
オチもうまくついたのでおしまい!
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