夏休みの工作の宿題に困っている小学生や
鳥になって現実逃避したい社畜
はたまた、人間の体に鳥の頭がついている鳥人の方々
お待たせしました!
今回は『バードコール』を作っていきたいと思います。
この記事を読めばバードコールの作り方や、実際に工作教室を開いた時の子どもの反応や僕の感想が分かります。
バードコールって何?
バードコールとは、
鳥の声を出せるアイテムで、鳥笛とも呼ばれています。
説明だけ聞くとゲームに出てきそうなアイテムですね。
えっ!そんなもの作れるの!?
と疑問を持っているみなさん
ホームセンターに売っているもので作れるのでご安心を
それと今回作った物は、鳥の声”風”なのでそこまで期待しないで下さい(笑)
ちなみに、ちゃんとした売り物のバードコールはこんな感じ。
すごい綺麗な音ですよ♪
↓↓↓
どんな形にするか
バードコールをネットで調べると、円柱のような形が多い。
今回は工作教室で作ってもらう用なので、
楽しく作れて、作った人の個性が出るようなデザインがいい
そして簡単に作れるもの。
それらを考慮して作った完成品がこちら↓
鳥の形をしたバードコール
これを作っていきます。
材料
今回使った材料は次の通りです。
・35mm角材
・全ネジ Φ6
・ベニヤ板 3mm厚
・サンドペーパー(#180)
・ポスカ
・木工用ボンド
・瞬間接着剤
材料の寸法や径は任意で大丈夫です。
自分の作りたい大きさや機械の有無で選ぶようにしましょう。
製作
用意した角材を長さ50mm(部材A)と25mm(部材B)の部材に切っていきます。
部材A,Bの木口の中心にドリルで深さ10~20mmの穴を開けます。
この時のドリル径は、用意したボルトより小さい径で開けます。
今回は6mmのボルトを使用するので、5.5mmのドリルで穴を開けます。
次にくちばし、羽にあたる部分をどこにするか考え、加工した角材にベニヤ厚と同じ幅の3mmの溝を入れていきます。
昇降盤等の機械を使う場合は、角材を切る前に溝を入れた方が安全に加工できると思います。
部材に2分のボウズ、3mm角面、糸面をトリマーで取ります。
1~2個程度の少ない数であれば、トリマーで安全に加工するのは難しいと思います。
少ない場合、鉋やサンドペーパーで加工しましょう。
一個だけを製作すると想定して、駆使してやってみましたが非常に怖かったです。
手に触れるであろう部分には#180のサンドペーパーを当てます。
手触りにこだわるのであれば、より細かい番手のものを当ててください。
部材Aにボルトを差し込み、瞬間接着剤で固めます。
出ているボルト部分に部材Bを回し入れます。
そして、音が鳴るまで部材Bを回し続けます。
なかなか鳴らない場合、
ボルト部にチョークを塗ってあげると油分が取れるので音が鳴りやすくなるそうです。
これで本体部分は完成です。
次にベニヤ板に作りたい羽の形等を下書きして、糸鋸やジグソーで切り取ります。
それらと本体にポスカで色を塗っていきます。
色を塗った羽を木工用ボンドで本体に取り付ければ、、、
完成です!!
首を回す鳴くという、男子小学生が好きそうな残酷な要素も入っています(笑)
ちなみに、
工作教室の練習で友だちに作ってもらったバードコールがこちら↓↓↓
全部が全部、個性的なバードコールとなりました。
一匹ポッチ◯マのまがい物がいますが(笑)
無事に完成しましたので、この内容で工作教室に出したいと思います。
人気のないバードコール
工作教室では、自分のバードコール以外に「貯金箱」「ドアコール」「ダボック」の3ブースがありました。
ダボックは僕もこの時始めて聞きましたが、木を組み立てて車やヘリコプターを作るもののようです。
↑がダボックの部品の一部です。
木に穴が空いててダボを指して組み合わせていきます。
見た目はレゴブロックみたいですね。
名前の由来はおそらく、ダボ+木(ボク)からブロックをもじって「ダボック」なんだと思います。
今回工作教室に参加してくれるのは、小学1~6年生30名。
さて自分の所には何人くらい集まるかなと期待していた結果、、、
2人!!
泣いてもいいですか??
そして僕の哀愁漂う背中を見かねた一人が、別のブースから移ってくるという優しさを発揮!
優しさによってより心を抉られる。
開始前から僕のライフは0でした。
そして同時にこの子たちを全力で楽しませてあげようと思ったのでした。
工作教室自体は大成功!
ケガもなく終わることができました。
材料も余ってたので2個ずつ作ってもらい、持ってきていたサンプルも何個か強奪差し上げました。
楽しかったと言っていたので楽しんではもらえたのかなと。
ちなみに、今回一番人気だったのは貯金箱でした。
めっちゃ人が集まってました。
貯金楽しいですしね。僕も好きです。
↑が貯金箱なのですが、小銭を転がすと小銭の種類ごとに仕分けられるようになってる優れものです。
楽しくてついつい貯金したくなりそうですね♪
他のブースのも悪くはないんですが、
名前を聞いただけじゃ、小学生にはチンプンカンプンだったから集まらなかったんでしょうね。
何ができるかが想像しにくいし。
ということで、
ワークショップを開く際には、ターゲットをしっかり考えないと大こけするので注意してください。
今回の工作教室は人が集まらず残念でした。
結構意気込んで作ったんですが。
結局、
工作教室に鳴り響いたのはバードコールの鳴き声じゃなく、僕の泣き声だったというわけですね。
・・・・・・
オチもうまくついたのでおしまい!
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