KOSAKACRAFT(コサカクラフト)にお邪魔した話

個人工房

どうも。
世界100兆人のKOSAKACRAFTファンのみなさん。

今回は訓練校時代からお世話になっているKOSAKACRAFT(コサカクラフト)さんにお邪魔することができました。
その際、コサカクラフトの小坂さんに色々とインタビューできたので、ゆっくり見ていってくださいね。

コサカクラフトについて

埼玉県の飯能駅から徒歩12分程の所に『コサカクラフト』はあります。

工房には駐車スペースもあるので車で行くこともできますが、台数があまり停められないので車で行く場合は事前に電話した方がいいと思います。


門をくぐって、工房の入り口に行くと木材が積み上げられていました。

そして工房の中には、たくさんの機械がありますね。

よく見ると、製作途中のようなテーブルや椅子も見受けられます。

そう。
お気づきの方も多いとは思いますが、このコサカクラフトは、無垢家具、フラッシュ家具、建具にカトラリーと様々な木製品を製作している工房なのです。

出典:KOSAKACRAFT(https://kosakacraft.jp/)

数々の作品は、デザインはもちろん、機能性や強度も十二分に考えて作られています。

出典:KOSAKACRAFT(https://kosakacraft.jp/works/cabinet/)

コサカクラフトの作品を詳しく見たい方は、ホームページインスタグラムを覗いてみてください。
筆者の印象では、コサカクラフトさんの作品はかわいい作品が多いです。

出典:KOSAKACRAFT(https://kosakacraft.jp/works/sofa-chair/)
出典:KOSAKACRAFT(https://kosakacraft.jp/works/table-desk/)

写真を見ているだけでも心が癒されます。
インスタも頻繁に更新されているので、よかったらフォローしてみてくださいね♪

プロフィール

小坂 基(Kosaka Motoi)さん。
この方がコサカクラフトの経営者兼職人として日々木を削っています。

出典:KOSAKACRAFT

ちなみに、小坂さんは脱サラの家具職人です。

サラリーマン時代はIT関係の仕事をされていました。
全くの畑違いから木工の世界に飛び込み、現在は職人として第一線で活躍されています。

職人と聞くと頑固で威圧感があり、自分の気に入った物しか作らない頑固おやじのイメージがあるのではないでしょうか?

しかし、小坂さんは当たりが柔らかく、お客さんの意見をしっかり汲んでくれる方です。

「職人さんって傲慢で怖そうだからちょっと・・・」

オーダー家具を躊躇している方にはオススメの工房になります。

Googleの口コミを見ても接客の丁寧さを伺えます。

また以前、『インテリアショップ体験記。』というブログにて取材も受けたことがあり、この記事では作品づくりのこだわりについて詳しくお話しされています。
こだわりを持って作品づくりをされている職人さんなのです。

気になる方はその記事も読んでみてください。

プロのブロガーが書いている記事なので私と違い非常に読みやすいです(笑)
その記事に感銘を受けて、コサカクラフトに1年間バイトをやりに来ていた方もいるぐらいです。

とまぁ、
色々と紹介してきましたが、実際に見たり話したりしてみないとわからないこともあると思います。
少しでも気になったら、『コサカクラフト』へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

小坂さんへの質問コーナー

せっかくお邪魔したので、小坂さんに色々と質問してみました。
独立を考えている方の参考になればと思います。

筆者
筆者

脱サラと言うことですが、いつ木工の世界に入ったのですか?

小坂さん
小坂さん

35歳頃に木工の世界を目指しました。

木工業界で働くために、埼玉県の職業訓練校に通われていたそうです。
しかもその頃は千葉県に住んでおり、片道数時間かけて訓練校まで通っていたとか。

卒業後は福岡県の家具屋さんに就職されたそうです。

筆者
筆者

なぜ独立しようと思ったのですか?

小坂さん
小坂さん

一般的な生活をしていこうと思ったら、独立しかなかったからです。

実際に家具屋で働いてみて、木工業界の雇われでの賃金の低さを感じ、本格的に独立することを決めたそうです。

木工業界は確かに賃金は低く、無垢の家具屋で見ると月収20万円以上を私はほぼ見たことないですね(笑)
そして所謂ブラックな企業も多く蔓延っている業界なのです。

筆者
筆者

ここの工房の広さはどれくらいですか?

小坂さん
小坂さん

土地が約70坪で、その内の工房にあたるのが約50坪です。

50坪もあれば、機械を置いても十分家具は作れるスペースがあります。
とてもいい物件ですね。

ただこの物件を探すのかなり苦労したみたいで、不動産屋には結局いい物件がなかったため、自分の脚で物件を見つけたみたいです。
すごいガッツです。

筆者
筆者

開業にかかった資金はどれくらいでしたか?

小坂さん
小坂さん

ウン百万円はかかりましたね。

家具工房をやろうと思うと、機械を集めないとなので初期投資がかなりかかります。

初期投資がかかるため、開業のハードルが高い業種の内の1つなのでしょう。
開業するためにお金を借り入れるという方がほとんどでしょう。

筆者
筆者

個人工房の経営で大事にしていることは何ですか?

小坂さん
小坂さん

個人工房同士の繋がりです。

大手と対抗していくには、個人工房同士助け合ったりが重要だそうです。
納品も大物家具だと一人で運べなかったり、大きな仕事も一人だと納期に間に合わなかったりがあるので、生き残っていくにはお互いを助け合うのが重要なんでしょう。

筆者
筆者

主な販路はどこですか?

小坂さん
小坂さん

ネットです。

元々IT関係の仕事をされていたため、ネット集客を上手く活用されているそうです。

この他にも、クラフト展にも出展したりと積極的に販路は開拓されています。
出店情報をインスタ等のSNSで告知しているので、気になる方はフォローしておくといいかもしれません。

筆者
筆者

ぶっちゃけ儲かりますか?

小坂さん
小坂さん

お仕事はたくさん頂いているのですが、
利益で考えると今はトントンですね。

仕事がなくて困っているわけではないのですが、利益率が低いのが悩みみたいです。
目下の課題は、利益率を上げれるようなシステムを作ることだそう。

昨今は仕事がない家具屋さんが多い中、案件が舞い込んでくるということは、木工界隈においてコサカクラフトはトレンドの家具店なのでしょう。
木工は儲からないというイメージがありますが、戦略をきっちり立てて経営していけば赤字続きにはならないということが伺えますね。

個人工房でやっていこうと思っている方は、技術だけでなく経営力も重要なファクターなんでしょうね。

筆者
筆者

好きな家具メーカー、デザイナーはいますか?

小坂さん
小坂さん

イルマリ・タピオヴァーラです。

フィンランドの家具デザイナーであるイルマリ・タピオヴァーラ(Ilmari Tapiovaara)です。
代表作にはドムスチェアがあります。

下の肖像写真で右手に持っているのがドムスチェアの模型ですね。
ちなみに、wikipediaにはドムスチェアの写真が載ってます。

特に小坂さんが好きなのはPIRKKA STOOL(ピルッカスツール)だそうです。
著作権の関係で写真は載せてませんが、気になる方は調べてみてください。

筆者
筆者

今回はありがとうございました。

小坂さん
小坂さん

ありがとうございました。

KOSAKACRAFTへGO!!

作りも丁寧で、デザインだけでなく機能性も考えてくれる工房です。

興味のある方はぜひコサカクラフトへ赴いてみてください。

KOSAKACRAFT
〒357-0044 埼玉県飯能市川寺420-2
Tel:042-978-8590 / Fax:042-978-8553
ホームページ:https://kosakacraft.jp/
インスタ:https://www.instagram.com/kosakacraft/

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